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株式会社大安(だいあん)はかつて東京都に存在していた出版社、中国関係書店である。主に日本・中国の古典・学術図書の出版、販売を手掛けていた。 1951年、大安書店として設立。1952年、書店を開業した。 1955年、大安文化貿易株式会社を設立、社名を大安と簡略化した。同年、日本到着中国書籍の紹介を中心とした月刊『大安』を創刊した。B6版20ページ程度の刊行物だったが、同社閉鎖まで刊行され続け、その後の類似刊行物の先駆けとなった。 1960年代、文化大革命の時期には、中国での文革関連の文献や、文革を支持する立場の日本の論者たちの著作を多く刊行し、文革の状況説明を重視した。 大安の関係者には、日本共産党および日中友好協会(共産党系)に近く文革に批判的態度をとる立場の人々と、日中友好協会(正統)に近く、文革を支持する立場の人々とがいた。前者は大安に対して、中国書の取り扱いをやめるように圧力をかけたといわれている。しかし、大安の主な業務は中国書の販売であったために、もしも中国書の取り扱いをやめた場合、大安は存続出来なくなってしまうというジレンマを抱えていた。 事態の解決には至らず、1969年9月、大安は自己破産を宣言し閉鎖された。 今日、中国関係出版社、中国書専門書店として知られる汲古書院、燎原、朋友書店(京都)は、いずれも大安関係者が閉鎖前後に創立したものである。 == 関連項目 == * 日本中国友好協会 * 日中協会 * 日本中国文化交流協会 * 友好商社 *汲古書院 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大安 (出版社)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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